Accueil / 恋愛 / Never Islan / 14話 初恋

Share

14話 初恋

last update Dernière mise à jour: 2025-04-09 20:02:12

資料は2007-12-14で止まっている

多分このあとに美亜は美香と入れ替わるような形でコールドスリープされたのだろうか?

 美香は美亜がコールドスリープされている状態を見たことがあるのだろうか?

美香は、婆ちゃんに呼び寄せられこの世界に来て。俺はその美香を追うことでこの世界に来た。

 明らかにただの妄想だが俺はそう思えて仕方が無かった。

 二人は食事をしながらこの資料に関して議論するが、先ほども話した通り那智は美亜にはこの計画の事は一切話をしたことが無かったらしく全く知らなかった。

 美香は那智が亡くなった後に消息が途絶えた。

彼女はこの計画になんだかしら関わってたのだろうか?

 色々悩んでいるうちにかなり夜はふけこむ時間となっていた。

二人は今日のところは寝ることとする。

 「あの理人さん....今日もダメ?....」

 美亜がモジモジとしながら頼み込む

 あーそう言うことか。

1人で寝るのが苦手なんだよな君は。

いや駄目だ、そんな毎日のようにそう言うことはダメだ。

 男としてここは言うべきことは言わないと。

 「私じゃ代わりになれませんか?」

何を言っているんだ君は

 「代わりになれるとかなれないとかじゃなくて美亜は美亜で美香は美香だろ?何言ってるんだい?」

そうこれは正論だこれは間違いはない。

 「なら私じゃ一緒に寝れませんか?.....」

 おい何言ってんだ君は?.....

ダメそんな顔してみないで.......

 そんなウソ偽りのない真っ白で純粋な顔で俺を見ないで

 .......

 心が折れた

結局了承しちゃった

きっといつか間違いが起きるのではないのか?しっかりしろ俺

でも俺は美亜のことを間違いなく可愛いと思っている。

 婆ちゃんの2度目の死に目に会えなかったこと。

美香が消息不明の行方不明になっていたこと。

 美亜がいなければ間違いなく俺は自暴自棄になっていた。

 二人は昨日と同じように同じベットで横になっている

美亜は理人の隣でスースーと寝息をかきながら安心しきった表情で眠っている。

その寝顔は安心しきっている証拠だ

 これは不可抗力だ俺は悪くない。

美亜だって婆ちゃんが亡くなっていろいろ不安なのだ。

仕方がないのだ。

しかしこれからもずっとこのままではいけない。今はよくてもこの先の事を考えなければない。

 このままずっと一緒寝続ければ俺はきっ
Continuez à lire ce livre gratuitement
Scanner le code pour télécharger l'application
Chapitre verrouillé

Latest chapter

  • Never Islan   42話 Sin and Punishment

    天候は先ほどよりはマシなくらいに落ち着きつつあった。雪が舞う空に虹色に輝くオーロラが空をおおいつくす。...................... 市長は無言でそのオーロラをしばらく見つめていた。オーロラが消えると市長は無言で研究施設に入っていく。 今の天候ならスリップなど起きずに無事に彼の屋敷に付くことはできるであろう。そもそも一度通ってきた道だ。再び雪が多い尽くす前に車を飛ばせばいいだけだ。 市長は理人と隆太を車の座席にすわらせシートベルトで固定する。施設に置いてあった毛布を彼らにかぶせた後車のエンジンをかける。..............................彼は無言のまま車をすっ飛ばし先を急いだ。------------------------------------------------------------- 「ミディールさん、娘さんが亡くなってもうどれくらいたつ?」「もう8年も経つわ。あの子が亡くなった後にこの装置の開発に私は没頭した。」 「まさか.......その装置が...」ミディールの目には市長の顔は見ようにも青ざめたようにも見えた「わたしはね彼がしたことはどうしても間違っているとは思えないのだよ。あなたが娘さんを求めたようにね」 「私もそれは同意見。何が間違っているか正解かなんて誰かが決めて良いわけがないわ。それを決めるのはその後の行動と結果だけがものを言うのよ。これが罪などと誰にも言わせない。」...................... 「背負わせてくれと言ったのに......」「市長?」----------------------------------------------------------------「あら、ミナちゃん?目が覚めたの?」容態が安定しつつあるらしくミナの意識が回復したようだ。 「良かったわ。意識が戻って、だけどまだ安心してわダメ。あなた達がその装置から出たらまたすぐに容態が悪化する。申し訳ないけどもうしばらく辛抱してね」 「私死ぬの?」 「何バカなこと言ってるの?そんな事私が絶対させないわよ」「あなたのためにお兄さんがどれだけ苦労したと思っているの?そんな事絶対に言ってはダメ。いい?約束よ?」ミディールは自身の娘とミナを重ね合わせて見ていた。

  • Never Islan   41話 思いやり

    理人と隆太は市長と合流しあの研究施設に車で向かっていた。前回は徒歩で歩いていたが今回は車での移動なため多少の心の余裕がある。しかし楽観はできない。ユウキとミナの容態がいつ、急変するかわからない。とにかく急ぐことに越したことは無いのだ。 ドン! 何かが衝突したような音が走り車中にいきなり衝撃が走った。 「何が起きた?」 理人たちが車から出てると前のタイヤの二つが雪に完全に埋もれている光景をまのあたりにする。どうやら雪のせいでスリップを起こしてしまっているようだ「市長さん。俺が後ろから押しますからアクセルを全開にしてください」 「わかったやってみよう」理人と隆太は車を後ろから思いっきり押し市長はアクセルを全力で前回にする。車は少しずつ前に進み何とかスリップの状態から抜ける事が出来た また天候が悪化し始めているこのままでは更に酷い状況になるかもしれない。理人は目の前ある廃家を目にする。 「このままでは危険だ天候がすこしでも収まるまであの廃家でやり過ごすしかない。」これは仕方のない決断だこのままでは自分たちの命も危険にさらされることになる。苦渋の決断だ。彼らをどうにかして助けてあげたいがどうにもならない状態だ。天に祈るしかないとはこういう事である。 3人は廃家の中で天候が少しでも緩やかになるのを待つことにする。 理人は狭い廃家のなかでユウキの今の心境について思いつめていた。彼は本当に辛かったんだな。妹がこんな風になって。ずっと妹の事だけを想い続けて生きて来たんだな。 理人は自分自身とユウキの今までの歩んできた道筋を照らし合わせて見ていた。 あんな装置があったら間違いなく俺は彼と同じ選択をしていたと思う。でも...........。やはり一度死ぬことには変わりはないんだ。 彼は俺と同じだ。大切な人を愛する人の死をまじかで目のあたりにした。俺と彼の選んだ選択は全く同じだ。 違うのは今その大切な存在が目の前にいるだけ。理人は決心した。 「いつ天候が回復するかもわからない。ここからは徒歩で行く」理人の決意は既に決まっていた。 「だけどよぉ例えあの研究所についてもあんなデカい装置をどうするんだよ」隆太のいう事はもっともである。3人がかりで運ぶにせよこの猛吹雪の中では命にかかわるし装置が壊れてしまっては元もこうもない。 

  • Never Islan   40話 With the real you

    「死んだ人はその時点で歳をとる事もなくそのまま時間が止まる。生きている人は時間が動きつづけ死んだ人と時間が離れ歳を取っていく。それが時間を追うごとに積み重ねていく事で人は肌で実感する。それを積み重ねていく事でより重みを感じていく。それが辛くて悲しいことだという事がより重みを実感させていく」  そうだ。あの人の言うとおりだ。だから僕は耐えきれなかった。その負の積み重ねからどうしても抜け出したかった。 あの頃が懐かしい。どんなにひもじい思いをしても二人で過ごしたあの日々が。ユウキは装置の中でミナの身たちを抱きしめながら物思いに更けていた。    ------。「私に何かあったら代わりにあなたが守ってあげて」母さんごめんよ。僕は選択を間違ってしまったのかもしれない。ここにいるのは僕の「ミナ」であって母さんの守りたかった「ミナ」ではない。 ーーーーーーーーー。「彼女に素敵な名前をありがとう」そうか僕はまた同じ名前を付けたんだな。この子にも...僕は....ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。「お父さんを恨まないで」--------------------------------------------------------------------。  恨めるはずないだろう。僕にとってのミナにたいする愛情が本物であるように父さんの母さんにたいする愛情は本物だった。 だから僕は父も母も恨まない。いや恨めないんだ。この子は間違いなくミナだ。僕の大好きな妹のミナだ。ミナの遺骨と髪の毛を素体にしてミナを蘇生させた。  僕はそう思っていた。でも実際は違ったようだ。あの頃のミナの記憶をもった別人のミナを僕は作ってしまった。この子は........真実を知ったら....僕の事をどう思うだろうか?ばれなきゃいいのか?いいやそんな事許されるはずがない。僕の勝手な気持ちでどうにかしてはダメだ。 この人たちは僕たちを助けようとしてくれている。僕は彼らの気持ちを裏切ってはダメだ。僕たちの容態が安定したらこの子に。ミナに全てを打ち明けようと思う。僕の勝手な気持ちで思い通りの人形のようにしてはダメなのだから。....................... ユウキは装置の中で自分の胸の中で眠っているミナの顔を見て一人ぼっちだった

  • Never Islan   39話 諦めない気持ち

     どうすればよかったのだろうか?俺はただもう一度ミナの手に触れ顔を見たかった。顔を会わせて話がしたかった。  二人で普通に暮らしたかった。ただそれだけだった。 それなのに........何でこんな事に........ ユウキはミナの顔を一目見るとその場で頭を抱え伏せる どうしてだ。こんなはずではなかった。助けて。せめてミナだけでも。 「ミディールさんこの装置は同じものは他には存在しないのかい?」理人はそう言うとユウキの背中をポン!叩く 「二人の寿命はたしかに現段階では1週間しかない。だけどミナちゃんの身体を普通の状態に維持することでその寿命を普通の人くらいには伸ばすことが出来るかもしれないよ」 「どういう事だ?」理人は今回、調査しに行っていた研究施設の中にあった機材などの説明をする。 理人と隆太が調べた施設の中は大量の食糧だけでなく様々なコンピューターや機材が無傷なまま放置されていた。その中には回復処理を施すこの装置に似たようなものもあったのだ。 「たしかに二人同時に回復処置を施せば理論上では普通に生活できる事はできるかもしれない。だけどどうやってここまであのデカい装置をここまでもってくるの?」 頼みの綱の転送装置は完全にエネルギー切れだ。再び使用するには数時間の重点が必要だ。そもそもあれだけでかい物を転送するのには相当なエネルギーが必要となる。必要なエネルギーを考えると往復2日分のエネルギーが必要だ。そんな時間はもう残されていない「二人の残りの寿命は一週間は確実に保証出来るのかい?ミディールさん」 「それに関してだけど少し工夫すればあと3日ぐらいは伸ばすことができるかもしれないわ」この時ミディールはとんでもないことを言い出し理人たちを困惑させる事となる。 「いまミナちゃんが入っているこの装置にユウキ君も入ってもらい二人同時にこの装置で回復処置を施せばタイムリミットを伸ばせるわ。」「だけど元々この装置はそんな風に出来るように作られてはいない。理論上エネルギーの消費率も上がってしまうからどうしても回復処置の効率も悪くなってしまうからあくまでタイムリミットを伸ばすぐらいしかできない」 「一週間(7日)+3日間これが本当に限界」  「マジすかそんな物理的な方法でどうにかなるもんなんすか?」隆太は半分呆れた表情をみせる

  • Never Islan   38.5話 私たちにできる事

    理人さんの遺品の整理がまだ途中の状態である中しかしこのまま行動を止める事も出来ない。作業をいったん中止して私と新田はある人物と合流し情報と意見交換をする事にした。その人物の名は「ミィル・バソーカ」現在は軍の管轄の元で様々な部門の研究者として動いている。若干12才で幼いわりにはかなりのやり手の研究者である。軍内部では少尉の階級についている。いわゆる典型的な天才である。 今回の問題には彼女の協力無くしては話しが進まないのだ。というのもなんだがミィルの母はかつてアイランド計画に関わっていた。彼女がまだ物心つかない頃、車同士の衝突。玉突き事故にあい亡くなってしまった。  その死には様々な憶測がちりばめられ黒いうわさが絶えなかったらしい。その噂の中で一番有力な物が何者かによる暗殺である。当時アイランド計画は相当な資金が回っては流れ流れては消え相当な資金が流出消滅していたらしい。ミィールの母親は研究者として当然その黒い資金に関わっていたかのうせいがある。 私と新田はミィルを理人さんの自宅の住所をスマホのアドレスに教えその近辺で合流し彼の自宅の中で意見交換を交わす事とした。 「そろそろ予定の時間だ」新田は腕時計の針をみながら周囲を警戒する。二人の目の前に少女が無言で現れ突き指を立ててこっちだと誘導すると二人は無言のまま少女についていく。 誘導された場所は小さな何の変哲もない喫茶店。「なぜこの喫茶店へ?理人さんの自宅で話しあうばずだっただろ?」新田は呆れた顔でミィルに問いだす 「あのね?誰が聞いているのかわからないのよ?あの建物の中に盗聴器が仕込まれている可能性だってあるのよ?」何だか大事になって来た。いたって普通な一般人だった理人さんにそのような恐ろしい事になっているなど考えられない。 「なぜ理人さんの家に盗聴器が?」「なぜって?彼があの人の孫だからよ」 「今後の俺たちの行動やら活動するために必要な情報は彼の自宅にあるはずだこの場で話し合うだけではダメだ。それにちゃんと......その...ちゃんと片づけてあげないと...」 新田は言葉を詰まらせながらこまりながらミィールに説得しようとするが... 「新田くん君は彼の家で何をみたの? あまり他人の事情に突っ込まないほうが良いと思うけど。しかも彼は既に亡くなっている。.....と言っていい

  • Never Islan   38話 記憶

    ミディールが施した処置によりミナの容態はひとまず安定した。しかし、楽観できる状態とは程遠く。回復処置を行うこの装置から出す事は出来ない状態である。彼女を装置から出せばまた容態が急変してしまう。 彼女の身体は的確な処置を施さなければすぐに死んでしまう状態なのである。そして彼女、ミナの兄、ユウキは自身を素体として自らを捧げミナをホムンクルスとして[蘇生]させた結果、ミナとユウキの寿命は一心同体となってしまった。 「そこまでして....妹の事を思っていたのね....」ユウキから事の発端と今までの経緯を一通り聞いたミディールは漠然とした心境で何とも言えない状況であった。 「でもねこの子は姿かたちはあなたの妹でも全くの別人なの..わかる?」「ちがう、別人なんかじゃない断片的だけどあの頃の記憶が今ここにいるミナにはちゃんとある今ここにいるミナは間違いなく僕の妹だ」 ユウキはミディールの問いかけに反論する 「それは彼女を作ったあなた自身が自分自身を素体とすることであなたの中のミナちゃんの記憶を元に実体化させた...それはただの作り物...」 ミディールは装置の中で眠り続けるミナを見つめるとその目にはジワッと微かだが涙を浮かべる。 ああ...自分は何というものに...開発に関わってしまったのだろうか?ホムンクルスつくりだす装置。生命たるその理論を覆すためにとんでもない過ちをおかしてしまった。この装置の開発には私も関わっていた。私にも責任がある.... この装置は元々は死んだ人間を蘇生させるために作られる「はずであった」装置だ装置の完成には難航した。 死んだ人間を蘇生する事には成功したがその「人」には自我が無く廃人の状態に陥っておりもはや人とは言えない状態となってしまった。蘇生させた人間か発狂欄に陥りその場にいたスタッフが襲われ死亡する事件までもが起きてしまった。これを解決するべく進められたのが蘇生させる人にとって「最も近しい人がもつ記憶」をもった人からその記憶をコピーして蘇生させる人間に入れるという前代未聞の実験が行われた。 そうして試行錯誤を繰り返しながらできたのがホムンクルス生体装置なのである。  「あなたの話によれば装置は完成したと言う風に聞こえるが?」 「話を聞いていれば気づいていると思うけどあなたが『蘇生』させたミナちゃんは遺

  • Never Islan   37話 Re

    なぜだろうか?私はこの人たちを見ていると...何か大切な事を思い出せそうなそんな感覚がしてきた。私のこの体に刻み込まれた記憶、思いだしたい二人。 私は一度死んだ。生きるために死んだ。前の世界での記憶はほとんど残っていない。私を庇って死んだあの二人は誰だったのだろうか?........................------------------------------------------------------------------------------- きぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!ずがぁぁん!!!! 乗用車がいきなり割り込んできた大型トラックに衝突しガードレールに勢いよくぶつかる「おい!!!!しっかりしろ誰が早く救急車を!!!!」ちょうどその場に居合わせ人たちによって乗用車にのっていた親子と思われる3人は救出された 「しっかりしろ!!!もうすぐ救急車がくるぞ!!!」そのごけたたましくサイレンを鳴らしながら救急車が到着した。 「男性の方は脈が低すぎる...早く処置を」 「女性の方は出血がひどすぎる輸血の準備を!!」 「女の子の身元が判明したぞ!!この子はこの二人の娘さんのようだ!!!」その後救急車はちかくの救命救急センターに到着し三人はすぐさま手術室に運ばれた 「女性の名は....か」 「男性の名は.....と」 「おい!!!この戸籍は本当か?」 「先生、彼女は元々、体が弱かったようでそんな手術もちませんよ!!」 「先生、いま検査の結果が出ました彼女の身体には疾患を抑えるためにすでに人口生体が移植されていました!!!しかもガーボンヒューマンからです!!」 「どうするんですか!!これ以上は...」 「やるしかないだろう?この子のご両親のためにも....この子だけでも助けるんだ!!」 「そんな事したら後遺症が一生残りますよ?.....」 「輸血ができないんだしょうがないだろう!!!両親が生きて無事であったなら何とかなったがこれしか方法が無いんだよ」 彼らは必死で何とかしようとした出来る手段はすべてやり尽くした。   「手術は成功した。しかしその影響は大きく彼女の身体は顔と頭部以外の半分がガーボンヒューマンの人口生体となってしまった。」 「先生、それでも彼女は元々....あの子の両親は...」 「言う

  • Never Islan   36話 What is in shape

    体調不良による高熱。意識が混濁。そして以上に速い心拍と脈。血圧の異常な高さ。外的なショックもないのにあざの様なものが体中に現れるこれは----この症状は。あの時の美亜ちゃんと同じ症状。 でもなぜ?彼女はどう見ても人間 ---。 研究所が何者かに侵入されその施設の設備を使用された可能性がある。 人の細胞の一部から採取されたデータを基礎に細胞...DNAの持ち主の形を元にして体を形成し人工的に人の姿に作り上げられた言わば人工人間...それがホムンクルス。 研究所が何者かに侵入されその施設の設備を使用された可能性がある事をミディールは現在の拠点の施設から遠隔操作で発見。これを調べるため理人と隆太はその研究所に調べに行く事となった....のだが... -----------。(ホムンクルス生体研究) ..........。 ミディールはゆっくりと目をつぶり全てを理解した。そして彼女はユウキの前に立ちジ~と見つめかれの肩に手を置くと以上までの冷静な口調で話し出す。 「あなた、この子に何をしたの?怒らないからちゃんと話しなさい。」 ............彼はこの時こう思った駄目だこの人には嘘を付けないと。瞬時に悟った  「私はね?これでも医学だけでなく様々な分野をまたにかける研究者。私には絶対に嘘は通用しない。」 終わりだ。この島にはもういられない。それどころではすまなくなる。彼はガックリとそのばに縮こまるように座り込みガタガタと震えだすまる ミディールは彼のカバンの中を調べるととある書籍を見つけた「ホムンクルス生体制作書」まさかこんなものまで見つけ出すとは。 「僕はあの施設を使って妹をミナを蘇生させた..。こうするしか道は無かった」 「あなた何を考えてるの。これは蘇生ではなくホムンクルスを作る行為。この子はあなたの妹の意識とは全く別の意識が宿る事になる全くの別人なのよ?」 「それでも、ミナに生きてほしかった。僕の隣にいてほしかった」 「この子はあなたの妹ではない!!こんな事をしてあなたの妹さんが悲しむだけ!!この子だって真実を知れば一生苦しむことになる!!あんた!!その重荷を一生抱えて行けるの?」 「ミナにだっていきる権利がある!!!死んでいい命があってたまるか!!!」 「残念だけど...ホムンクルスの研究は完成してい

  • Never Islan   35話 彼女は気づいた

    A級ブリザードが島に直撃して3日が経った日の事である。理人と隆太のいるラボに映像付きの通信でミディールから通信が入った。 「貴方たちのいるラボに転送装置の機体があるはずなんだけどそれと同じものを理人君の家にこの間設置したはずだからそれを使えばすぐにでも屋敷に戻れるはずなんだけど...」 「はぁ?」 何言ってんだこの人はここに閉じこもってからもう3日も立ってんだぞいまさら何言ってんだ? 「流石にいまさらそんな話するのはおかしくないか?今まで何で話さなかった」 さすがの理人も怒りをあらわにしている無理もない。 「ごめん転送装置がそちらにあるのがわかったのはつい今しがたの事なのよ...」 「兄ちゃん確かにあったぜ。あの縦長くて丸みのある物体だろ?」はぁ~まじかよ...この数日間はいったいなんだったんだ... 「でも少々問題があってね....その端末は長い間電源が入ってなくてエネルギーの残量がゼロ。いま電源をつけてチャージーし始めたから十分にエネルギーがたまるまで後1日はかかるは」 「なんでそんな適当なところ所に要所要所に問題を...はぁ...」 「まぁーいいじゃねーか兄ちゃん水も食料も十分あるあと一日くらい問題はないぜ。ミディールさんよ~屋敷にいる美亜と奏花と通信を繋げられるかい?」 「そちらから屋敷にある端末のアドレスを入力すればつながるはずよ。私は転送装置をつかって先にあなたの実家に行かせてもらうわ二人が心配だからね」理人は屋敷にあるパソコン端末のアドレスを入力し通信を繋げる------------------------------------------------------------- 一方その頃。美亜たちは。 「どうしよう38.5℃も熱がある..解熱剤もきらしているしどうすれば...」ミナは一度は体調が回復したと思われたが二日たった頃から。熱が出始め体調が悪化してしまった。顔色が悪く時々せき込み苦しそうである。 「私、水組んでくる美亜ちゃんはこの子を見てて」 「僕も行くよ二人なら多く組んでこれる。すまないミナの事を頼む」二人は分厚い服を着こんで食堂に水を組みに行こうとするプシュン ----。   「ふぅ。到着と。あの子たちは無事かしら」端末が置いてある地下室から出たミディールだが.... 「ひぃぃぃ寒す

Découvrez et lisez de bons romans gratuitement
Accédez gratuitement à un grand nombre de bons romans sur GoodNovel. Téléchargez les livres que vous aimez et lisez où et quand vous voulez.
Lisez des livres gratuitement sur l'APP
Scanner le code pour lire sur l'application
DMCA.com Protection Status